堺市長選 現職の竹山氏が圧勝

9月29日投開票の堺市長選挙について、現職の竹山修身氏の当選確実が、午後8時投票箱が閉まった直後に報じられました。

開票結果(確定)
竹山おさみ(無・現) 198,431票
西林克敏 (維・新) 140,569票
(投票率 50.69%)

日本共産党は「住みよい堺市をつくる会」とともに、現職竹山修身市長を自主的に支持してたたかいました。

政党では共産党のほか、民主党、自民党などが推薦または支持。無党派を含むさまざまな団体・個人が連携して竹山氏を応援、党派を超えて「堺はひとつ!」の市民の壮大な共同が生まれました。

橋下・維新の会は竹山氏に対抗する公認候補を擁立。維新の存亡を掛けたた戦いと位置づけて、橋下代表・大阪市長、松井幹事長・大阪府知事が連日堺入り。府下と全国から維新議員らも連日投入しました。

赤旗記事 1
赤旗記事 2


事務所に集まった人たちと堺市長選での当選確実を喜び合う竹山修身氏=29日午後8時すぎ、堺市堺区の事務所(赤旗写真部記者撮影)

同日投票の堺市議会議員補欠選挙では、自民2氏、維新1氏が当選、共産党3氏は惜敗しました

市田書記局長がコメント
29日午後8時すぎ、竹山氏の当確を受けて市田書記局長が記者会見を行いました(動画)。市田書記局長のコメントは要旨つぎのとおり。

竹山氏の当選は、自由と自治の伝統が脈打つ堺市民の勝利。

今回の選挙では、「堺のことは堺市民が決める」「堺を守り発展させるのか、堺市つぶしを許すのか」が最大の争点としてたたかわれました。

日本共産党は、維新の会・橋下氏が狙う堺市つぶし、堺市乗っ取りを許さない立場から、竹山氏を支持して幅広い市民のみなさんと共同し、力を合わせて全力でたたかいました。

竹山氏は維新の狙う「大阪都構想」にきっぱり反対し、「堺はひとつ!堺のことは堺で決める」と、市民に訴え、市民目線で練り上げた「堺・3つの挑戦」として、1.子育てのまち堺、2.歴史・伝統のまち堺、3.ものづくりのまち堺という、町づくりのあり方を示して選挙をたたかい、維新の会の卑劣な攻撃を打ち破り、広範な市民の支持を集めて勝利しました。

今回の勝利は堺市民であると同時に、維新の会の「都構想」の破綻を示すものです。

また、構造改革の推進や憲法改悪など、自民党よりもさらに右翼的な立場に立つ維新への、東京都議選、参議院選挙に続く審判でもあり、今回の結果は極めて重要な意味を持っています。

我が党は引き続き大阪府民のみなさん、堺市民のみなさんと共同を拡げ、維新の会が進める「大阪都構想」を許さず、地方自治を市民の暮らしを守るため全力を上げて頑張る決意です。

Posted on 30 Sep 2013, 10:45 - カテゴリ: 活動
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