維新の会が慰安婦問題で

◆維新の会が堺市議会に慰安婦問題で決議案

大阪維新の会堺市議団(幹事長・西林克敏議員)は 8月21日、堺市議会に「日本政府に対し米国内の慰安婦像及び碑の撤去を要求することを求める決議案」を提案しました。(追記: 9月13日の堺市議会本会議で否決。維新と自民は賛成)

カリフォルニア州グレンデール市などで慰安婦像が設置された問題で、決議案は「慰安婦は決して『性奴隷』ではなく」と主張、日本政府が米国政府に抗議することなどを求めています。

◆橋下大阪市長が「慰安婦」でサンフランシスコ議会に反論書簡

サンフランシスコ市議会で「慰安婦」発言を避難する決議が採択されていたことに対し、橋下大阪市長がサンフランシスコ市議会に送った反論書簡が8月22日発表されました。

書簡で橋下大阪市長は、米国内での慰安婦像設置の動きについて、「戦場において、日本だけでなく世界各国の軍によって女性が性の対象とされてきたことも厳然たる歴史的事実」と述べ、「米国における慰安婦問題に関連する運動は、日本に対するフェアな評価から程遠いネガティブ・キャンペーンではないか」と主張しています。

大阪市報道発表資料 2013.08.22
朝日新聞 2013.08.22

解説
堺市議会は6月24日、これら発言の撤回及び謝罪、さらに橋下氏らの公職の辞任を求める決議を採択しています。

(同決議より)
さる2013年5月13日、橋下大阪市長は旧日本軍による従軍慰安婦制度について「軍の規律を維持するために当時は必要だった」と持論を展開し、これに先立ち、米海兵隊司令官に対しては「もっと風俗業を活用して欲しい」と提案し、「そういうものを真正面から活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーはコントロールできない」などと発言した。

『風俗業』の活用についての発言は、後日撤回したものの、いわゆる『従軍慰安婦』に関する発言は、撤回せず、今なお責任を報道に転嫁し、論点をずらした発言を続けている。

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Posted on 18 Sep 2013, 9:34 - カテゴリ: ひろば
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