堺市長選にあたって
2019年5月20日、日本共産党堺地区委員会は以下の声明を発表しました。堺市長選に臨む堺地区委員会の声明
2019年5月20日(月)堺地区委員会
●5月26日告示の堺市長選にあたって、日本共産党は、「住みよい堺市をつくる会」とともに、維新市政を絶対ストップする立場から議論をすすめ、候補者擁立の検討をすすめてきました。
そのなかで自民党大阪府連会長による「住民投票容認」が突然だされ、これに大きな憤りと反発が広がるなかで、17日に野村友昭市議が自民党を離党し、「都構想ストップ」をかかげて市長選にたつことを表明しました。野村氏は政党推薦をどこからも受けず、市民を中心とした「チーム SAKAI」を母体にしています。
●住みよい堺市をつくる会は20日に集会を開き、維新市政を絶対許さず、「政治とカネ」の問題を市政から一掃するとともに、これまで市民共同で積み上げてきた堺市政の豊かな実績をさらに前進させる立場から、野村氏の今回の決断をふまえ、あえて「会」候補の擁立をせず、自主的に支援することを発表しました。
これは、①これまで2回の市長選挙で維新以外のすべての政党、団体、個人が「堺はひとつ」の共同を組み勝利しました、②その力で「18歳までの医療費助成」「国保連続値下げ」「市独自の38人学級」「おでかけ応援バスの連日運行」など暮らしを守り,政令市堺としての自治精神を発揮する市政をともにきずきあげてきました、③自民党府連の今回の態度にたいして内外での大きな反発と矛盾が生まれており、堺市長選挙の帰趨が「大阪都」阻止へのカギを握っています、④今回も「市民の手で市長を 1000人委員会」など広い市民団体が維新市政を阻止するために「反維新」の側の候補者一本化を強く願ってきました、こうしたことに留意したものです。
●党は「会」の一員として、この立場で奮闘します。同時に、野村氏はどの政党の推薦も受けず、市民を中心にした選挙母体を組んでいます。これをふまえ党としては推薦を行わず、選挙戦では、党内外に一人一人が市民としてたちあがり、ともに勝利をめざして全力をあげることをよびかけます。
党独自の活動として、堺で維新政治と正面からたたかい、希望ある改革の方向を示し、市民と共同で市政を前進させるために力をつくしている姿を広く有権者に示し、「都構想」も、「維新市政」も許さないための活動をすすめます。
以上
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竹山市長の辞意表明について
竹山市長の政治資金問題に対する日本共産党堺市会議員団の声明日本共産党は、2月12日の緊急質問において、本件の全容を解明し、真相を究明することが議会の責務であるとして、市長に対して必要な資料の全てを議会開会中の早期に提出し、説明責任を果たすよう求めてきた。
その結果、4月15日に出された報告書では、3月10日および11日に提出された報告書の金額より、総額でさらに1億円近く膨れ上がるなど、あらたな事実が明らかとなった。
しかし、明細や内訳書のない『その他の寄付収入』が多額に上り、支出についても、明細や領収書のない『その他の支出』が、総額で1,500万円を上回るなど、不透明なお金が多額に上っている。
さらに、パーティー収入についても多額の記載漏れがあり管理があまりにも杜撰である。領収書や明細が添付されているものについても、その裏付けが不明確であったり、経費として支出が許されるのかという経費も含まれている。
また、明細や領収書のない『その他の支出』が多額に上っていることは、市民の理解が得られるものではない。
さらに、選挙団体である「堺はひとつ 笑顔でつながる市民の会」で計上すべき支出の多くが、「竹山おさみ連合後援会」から支出されているが、これも実務上問題がある。また、領収書の多くが「竹山おさみ連合後援会」か、竹山おさみ個人名となっており、支出の記載が「竹山おさみ連合後援会」に集中している。「21世紀フェニックス都市を創造する会」は資金管理団体であるが、その体を成していない。
現在の政治資金規正法では、5万円以下の寄付や支出についての明細や領収書の添付を義務づけていないが、このようにあまりにも不明朗な管理状態である事を考えれば、市長は5万円以下の寄付や支出についても明細を出し、説明責任を果たすべきであった。
また、政治資金規正法の理念からして、「不正な私的流用があるかないか」という問題以前の問題として、多額の資金の管理が長年にわたり、実にいい加減に処理さらてきたことに大きな問題がある。
市民の信用を大きく失墜させた責任、議会に混乱をもたらした責任は重大であり、政治とカネの問題で厳しい態度で臨んできた日本共産党として、市長にその責任を厳しく問う立場から、市長みずから辞職を表明したことは当然のことである。
日本共産党は、このような事が繰り返されることのないよう、政治とカネの問題で、今後とも厳しく対応していく決意を表明する。
2019年4月22日
日本共産党堺市会議員団
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大阪ダブル選挙
3月18日日本共産党大阪府委員会の柳利昭府委員長は、知事選・大阪市長選挙への対応について、次のコメントを発表しました。大阪府知事選挙、大阪市長選挙への対応について
21日告示の大阪府知事選挙に、元副知事の小西禎一氏が出馬する。11日の記者会見で小西氏は、今回の「ダブル選」にいたる経緯への批判が出馬の大きな動機だと語り、「大阪都を終わらせる」ときっぱりのべた。また総務部長・副知事として「維新政治」への疑問と批判をもっており、大阪府・市の関係や自治体のあり方をまともなものにする見識と意欲を示した。これらは「大阪都」ストップ・「維新政治」転換を願う広範な府民と共同しうるものである。
小西氏の政策にはわが党とは一致しないものが含まれている。カジノ問題では、「依存症対策など懸念がある」とのべながら、マニフェストで「幅広い府民の意見を踏まえたIRの推進」としており、「カジノゴリ押し」を策す維新とは一線を画すものの、府民多数の世論に根ざした「大阪にカジノはいらない」との立場にはいたっていない。
しかし、わが党は「『大阪都』構想ストップ、『維新政治』を終わらせる」立場から、あえて独自の候補者を擁立せず、小西氏を自主的に支援する。また同じ立場から、大阪市長選挙に立候補する柳本顕氏についても、「都」構想に終止符を打つため参院選自民党公認候補を辞め、無所属で立候補したことにも留意し、自主的に支援する。
これは政策や立場の違いを超えて、「維新政治を転換してほしい」という府民各界各層の願いを受け止めてのものである。「都」構想は、大阪市を解体し地方自治の土台そのものを破壊するもので、個々の政策問題とは次元の異なる「異質の悪政」である。「都」構想に終止符を打ち、この企てを最大の存在意義とする「維新政治」を終わらせるために、各政党・団体・個人が個々の政策問題では違いがあっても、それぞれの立場をのりこえ共同することは大義あるものであり、今回はその大きなチャンスと考える。
わが党は「維新政治」に終止符を打つため、広範な府民のみなさんと力を合わせて、知事・市長選勝利のために総力をあげる。
同時に、わが党が大阪府議選、大阪市議選、堺市議選で躍進することは、「維新政治」を終わらせ、「住民が主人公」の政治をつくる決定的な力となる。「カジノよりくらしの安心・希望/大阪都ストップ、維新政治転換を」――このスローガンを高く掲げ、これを府民的な大争点に押し上げて、議員選挙での躍進を必ずかちとる。
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竹山市長の政治資金報告について
竹山市長の政治資金収支報告にかかわる疑惑と日本共産党の見解2019年3月16日
日本共産党堺地区委員会
1.竹山修身連合後援会などの政治資金問題について、日本共産党堺市会議員団は、竹山市長への市民の信頼や市政そのものへの信頼を揺るがしかねない問題として、真相の徹底解明を求め、市長の責任と対応を厳しく追及してきました。日本共産党は、今後ともこの立場を貫いていきます。
2.竹山市長は「身内でやっていてミスがあった」として、「3月8日に議会に対し収支を精査した報告書を提出し、12日に説明する」としてきましたが、8日作成の報告書も、それを訂正した報告書も、多数の問題があることが明らかになりました。
わが党議員団は、12日の議員総会で内訳書の欠落、繰入金額の問題、記載ミス、経費の領収書の不備などを厳しく指摘して、これらについて、なぜこんなずさんな問題が起きたのかの全容解明と、市民が納得いく説明責任を果たすことを求め、「客観的な資料に基づく明確な説明ができなければ、竹山市長に問責決議以上のさらなる責任を問うことになる」として、14日の本会議では、市長に対する「問責決議」を行いました。
3.市長は4月15日までに追加資料を提出し、議会は、現市議の任期(4月30日)の直前の同23日に議員総会を再度開催することを決めました。わが党市議団は、この立場から、現時点での不信任案には反対しました。
なお、維新の会提出の「百条委員会」設置については、市議選挙になれば委員会を設置しても自動的に閉鎖となり、実質的な審議が事実上できないため、徹底した調査が保障されるべき百条委員会の設置は選挙後の検討が適切と判断しています。
4.堺では「堺はひとつ、堺をつぶすな」の一点で、広く市民が共同して「反維新」の立場での市政をきずいてきました。今回の市長の問題は、これをみずから壊すものといわなければなりません。
堺市議会では、「政務活動費不正」問題で2人の市議が辞職に追い込まれたばかりです。日本共産党は、市政からも、市議会からも「政治とカネ」の問題を一掃するために、引き続き力を尽くすものです。
以上
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統一地方選挙予定候補者
堺市議会議員選挙、大阪府議会議員選挙(2019年4月)予定候補者を紹介しますComments - Edit - Delete